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パラリンピック
2004年9月17日〜28日までの12日間、オリンピックの約1ヶ月後にアテネでパラリンピックが開催された。
この、障害者によるオリンピックであるパラリンピックは、回を重ねるごとに競技数や参加者も増え、アテネ大会では19の競技が実施され、136ヶ国・地域以上から約3837名の選手が参加した。
日本からは、選手163名、役員108名、計271名が参加した。
さらに、この大会では448のパラリンピック大会記録と304の世界記録が更新された。
日本選手は、52のメダルを獲得し、特に成田真由美選手は、金メダル7個、銅メダル1個を獲得し、アテネ大会における一人の選手が獲得した最多メダル数となった。
この大会参加選手の中で、最高齢はカナダのセーリング選手のデイピット・ウイリアム氏67歳。
最年少は、日本の水泳選手の山田拓朗君13歳だった。
しかしどの競技でも、選手不足、指導者不足が指摘されたように、障害者にとってスポーツ競技への参加は、まだまだ広き門とはいえない。
今後、障害者が参加しやすいスポーツ大会の開催や練習場の開放、さらなる指導者の育成などが求められている。
カテゴリー:ボランティア活動
障害者の為のボランティア活動や仕事
福祉の仕事にはこれまでも見てきたようにさまざまなものがあるが、まだ職種として確立されておらず、ボランティアで活躍しているという分野も多い。
ここで紹介するものは、将来的に資格として認定されていくものもあるが、その地域や施設で、高齢者、障害者のためにボランティア活動をしている人たちの仕事である。
点訳奉仕員
視覚障害者のために、新聞や図書といった出版物・印刷物などを点字に訳するのが点字奉仕員の仕事である。
点字器を用いて自宅で活動する場合が多いが、最近はパソコンによる点訳活動も増えている。
点訳には、当然ながら点字の習得が必要であるが、独習はなかなかむずかしい。
そのため、各地のボランティアグループや市区町村の役所・市区町村の社会福祉協議会などが開催している点字講習会、点訳奉仕員の養成講座に参加するなど、どこに行けば学べるか事前のチェックが必要となる。
手話奉仕員
聴覚障害者のために、講習会やそのほか日常生活の場面で手話通訳を行い、障害者とのコミュニケーションを図る仕事をしている。
手話を学ぶには、手話サークルや市区町村などが開く講習会への参加があるが、入門書や辞典類などの出版物やビデオを利用する方法もある。
なお東京都では、手話奉仕員の養成制度を充実させている。
また、NPO(特定非営利活動法人)手話技能検定協会が、7級から1級までの技能検定試験を行っており、合格すると有償でカード型合格証または賞状を発行してもらえる。
この試験は、手話の資格試験ではなく、その人の技能力を測定するためのもの。
手話を使って仕事をしていたり、手話を習っている人たちの全国統一基準のようなものである。
朗読奉仕員
視覚障害者が希望する図書、新聞、雑誌などを読み聞かせる対面朗読と、録音テープに吹き込む録音図書の2つのパターンがある。
現在は、市区町村の社会福祉協議会や図書館に所属して活動しているグループが多いが、その数は不足ぎみである。
養成方法は、点訳奉仕員と同じである。
要約筆記奉仕員
講演会などの何かしらの集まりがある場所において、その話す内容を随時要約して筆記し、ノートやOHP(複合投射機)を用いて聴覚障害者に伝える。
養成方法は、各地のサークルや養成講座に参加して専門的な技術を習得するということになる。
比較的新しい活動で、まだ活動者は少ない。
障害者スポーツ指導員
心身障害者がスポーツをする目的には、機能回復やリハビリテーション以外に、娯楽や各地で開かれる競技会への参加などがある。
娯楽のためのスポーツでは、健常者も一緒になって参加できるイベントがあり、障害者とのいろいろな交流がもてる。
例えば、視覚障害者のマラソンやジョギングの伴走、水泳の誘導などは一般的になってきた。
また、(財)日本身体障害者スポーツ協会が行う講習・研修会を受ければ、身体障害者スポーツ指導員として認定される制度もある。
この資格を取得すれば、障害者スポーツセンターで指導などにあたったり、全国身体障害者スポーツ大会や全国知的障害者スポーツ大会などの競技大会のサポート役、チームのコーチとしての道も開ける。
カテゴリー:ボランティア活動


