介護福祉士の資格・試験の傾向と対策
(財)社会福祉振興・試験センター
〒150−0002 東京都渋谷区渋谷1−5−6
電話 03(3486)7521
資格と仕事内容
介護福祉士は1987年に、国家資格として制度が確立された。
身体上または精神上の障害によって、日常生活に支障がある人の入浴、排泄、食事、生活活動一般の介護を行う。
またさらに、介護を担当する人に対しての指導を行うことも業務としている。
介護福祉士は、社会福祉活動の中心的存在である。
社会福祉士や社会福祉主事などが指導・相談などの業務が中心となるのに比べ、より直接的な援助・介護を行う存在である。
具体的には、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、身体障害者更生援護施設などの寮母として、実際にお年寄りや身体障害者の介護や援助を行っている。
職場
老人ホーム・介護支援センターなど介護施設において、選任の要件とする施設も増えており、今後ますます需要増が見込まれる資格である。
2004年7月に社会保障審議会・介護保険部会がまとめた報告書では「介護職員について、将来的には介護福祉士を基本とすべき」と述べられており、現在ホームヘルパーが担っている分野についても介護福祉士が行うように移行されていくと予想される。
介護福祉士の主な職場は以下のとおり。
- (1)行政機関
- (2)社会福祉事業団
- (3)社会福祉施設(介護老人福祉施設・養護老人ホーム・デイサービスセンターなどの老人福祉関連施設、または身体障害者療護施設・身体障害者授産施設などの身体障害者更生援護施設)
- (4)社会福祉協議会
試験内容
介護福祉士の資格をとるには、下記の図のようなルートがある。

一般的なものは、介護福祉士を養成する専門学校等の養成機関を卒業して介護福祉士として登録するケースである。
養成機関(専門学校等)では、2年の課程が主流だが、福祉系大学などで、必須科目をすでに学んでいる場合には、1年の課程で資格を得られる。
ほかに、国家試験に合格することでも取得することができる。
試験は年1回、筆記と実技とで行われる。
筆記試験の科目は、
(1)社会福祉概論、(2)老人福祉論、(3)障害者福祉論、(4)リハビリテーション論、(5)社会福祉援助技術(演習を含む)、(6)レクリエーション活動援助法、(7)老人・障害者の心理、(8)家政学概論、(9)医学一般、(10)精神保健、(11)介護概論、(12)介護技術、(13)障害形態別介護技術の13科目。
実技試験では、介護等に関する専門的な技術・技能が審査され、筆記試験合格者のみが受けられる。
試験スケジュール
●申込期間 − 8月中旬〜9月中旬
●試験日 − 筆記:1月下旬
実技:3月下旬(筆記試験合格者のみ)
●試験地 − 全国12会場(北海道、青森、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄)
●合格発表日 − 3月末
●受験料 − 13,300円
●受験手続き − 所定の封筒で、簡易書留にて郵送
●必要書頬 − 受験申込書/写真1枚/送付用封筒/施設における実務経験証明書、福祉系高校(専攻科を含む)などの卒業(見込み)証明書、指定科目履修(見込み)証明書
●問い合わせ先−(財)社会福祉振興・試験センター
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