宿所提供施設
宿所提供施設は、住居のない要保護者の世帯に対して、住宅扶助を行うことを目的としており、生活寮的な機能を持った施設である。
この施設の利用者の年齢階層別では、40〜50歳代の割合が比較的高く、また親とともに利用する子供の数も多い。
施設定員は50人以上となっていて、居室のほかに炊事設備が設けられている。
また、居室の利用は世帯単位が原則となっている。
この施設の発足当初は、戦争による催災者、家族を失った人々、家出人など、各種階層の利用者があり、住宅難のため宿所を提供しなければならない人々も多かったが、今日では、この施設の利用者は減少傾向となっている。
しかし、アルコール依存症患者、更生対象者などの中間施設の代替として、この施設の必要性、役割は依然として大きい。
宿所提供施設の仕事の内容
職員は、施設長、生活指導員、事務員などがおかれていて、生活指導員による生活相談が適時行われている。
宿所提供施設は、救護施設とは異なりあくまでも居室の提供が援助の基本で、介護などを中心とした身辺の介助は原則として行われていない。
宿所提供施設の施設数
現在、全国に11ヶ所設置されており、入所定員938人、在所者数508人、施設従事者38人となっている。
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