婦人保護施設
婦人保護施設は、売春防止法に規定された住居型の施設で、各都道府県におかれている婦人相談所の所長が入所させることが必要だと判断した要保護女子に対し、その自立更生の援助をし、また再び売春などを行わないように教育指導することを目的としている。
近年の入所者の傾向は、施設が誕生した当時の様相とはかなり異なり、売春の形態も多様化している。
主婦や高校生の売春などもみられるし、暴力団による組織売春など悪質な犯罪に結びつくこともある。
そのため、予防、早期発見、啓発といったことが重要になってきている。
婦人保護施設の仕事の内容
この施設で働く職員は、現に売春を行っていたり、または性行や環境から見て売春などをするおそれのある女子に対し、社会復帰のために必要な生活指導、職業指導、医療・教育などを行っている。
施設内には、施設長以下、生活指導員、職業指導員、事務員、栄養士、調理員などがおかれ、施設によっては看護師をおいているところもある。
実際に生活指導を行うのは生活・職業指導員で、就労指導、金銭管理の指導を通じて、入所者の自立更生、社会復帰のための援助を行っている。
また、嘱託医も置かれる場合があり、健康管理にも十分留意されている。
婦人保護施設の施設数
現在、全回に50ヶ所設置されており、入所定員1507人、在所者数705人、施設従事者数415人となっている。
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