シルバーハウジング
近年においては、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加しており、これらの人が自活して安全かつ快適な生活を営むことができるよう配慮された住宅の開発・供給や、緊急時の対応や介護サービスの提供が必要となってきている。
このため、1987年度から当時の厚生省と建設省が協力して、バリアフリー化されたシルバーハウジング(高齢者世話付住宅)の建設がモデル事業的に実施された。
シルバーハウジングとは、原則として単身高齢者(60歳以上)、夫婦のみの高齢者(夫婦いずれかが60歳以上)などを入所対象とし、1人以上の生活援助員(ライフサポート・アドバイザー)を配置し、高齢者向けの設備・構造を有し、緊急通報システムが組み込まれた集合住宅のことをいう。
日常生活に支障のない元気な高齢者が増加するなか、高齢者向け優良賃貸住宅、グループホームなどにも注目が集まっている。
シルバーハウジングの仕事の内容
シルバーハウジングには、生活援助員が住宅戸数約10〜30戸に1人配置され、入居者の生活指導・相談、安否の確認、緊急時の対応、各地域の福祉関係機関との連絡調整などを行っている。
生活援助員のほとんどは、民間法人の職員でもある。
なお、これらの住宅に隣接して老人デイサービスセンターを設置し、ここから生活援助員を派遣する事業も1990年度から実施している。
シルバーハウジングの施設数
1987年度に5ヶ所から開始した事業だが、2002年度までに634団地1万7409戸が実施された。
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