生活型施設
生活型施設は、前出の更生施設・授産施設にくらべて、機能回復・職業訓練をするというよりも、障害者が生活をするという面が強い施設である。
この生活型の施設には、次の2つがある。
身体障害者療護施設
身体障害者療護施設は、障害が垂いため日常生活で常時介護を必要とする人を入所させ、治療および養護を行う施設である。
重度の身体障害者を長期にわたり入所させて、健全な環境のもとで、入所者の健康管理などの医療的ケア、介護、衛生管理、生活指導および機能維持あるいは機能の減退を防止する訓練などを行っている。
また将来的には、社会参加の可能性を探っていくことも求められている。
この施設ではその性格上、まず治療・介護が主な仕事となる。
それには医師、看護師、理学療法士が中心となってあたっている。
また、日常生活の介護、家族、地域との連携づくりに携わる職員として、生活指導員と寮母が配置され、このほかに、施設運営の職員として事務員、調理員なども働いている。
現在、全国に450ヶ所設置されており、入所定員2万5830人、在所者数2万5689人、施設従事者数1万8457人となっている。
身体障害者福祉ホーム
身体的には介護を必要としないが、さまざまな事情により、家庭において日常生活を営むのに支障がある人や住居の確保に困っている人などに対して、低額な料金で、その日常生活に通した居室その他を利用させる施設である。
この施設では、障害者が自立した生活を送ることが基本となる。
職員は施設の管理を主に行い、障害者を直接介助するというような仕事はせず、利用者からの生活や仕事上のいろいろな相談にのり、助言を行っている。
現在、全国に62ヶ所設置されており、入所定員763人、在所者数657人、施設従事者数155人となっている。
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