更生施設
更生施設は、救護施設と同じく、身体や精神上にさまざまな障害をかかえていて養護や生活上の援助を必要とする人を保護し、生活扶助を行うことを目的とした施設である。
しかし、この施設が救護施設と異なる点は、利用者のほとんどすべてが社会復帰、自立を目的にして入所していることにある。
利用者は、生活困窮者、知的障害者などが主だが、最近では、救護施設と同様に精神障害回復途上者の利用が増えている。
また、救護施設と比べてみると、身体的または精神的な障害の程度が軽い人が多い反面、売春、犯罪、放浪、家出などさまざまな理由によって、正常な生活や就業ができない状態にある人も数多い。
更生施設の仕事の内容
施設で行っている援助は、救護施設とほとんど同様であるが、個人単位に社会復帰に向けた更生計画を指導したり、自立に必要な技能を習得させるための作業指導や職業訓練、さらには生活全般における指導も重視されている。
これらの仕事に携わる職員たちは、施設長以下、生活指導員、医師、看護師、栄養士、調理員、事務員などである。
また、この施設は社会生活への適応能力を高める機能が要求されている施設であるために、心理判定員、職能判定員や職業指導員、作業指導員を配置している施設も多い。
これらの職員は、各施設が個別に募集する際に課す採用条件をみたさなければならない。
募集は欠員がでたときになされることが多い。
更生施設の施設数
現在、全国に18ヶ所設置されており、入所定員1872人、在所者数1769人、施設従事者数297人となっている。
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