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母性と献身の専門職
「白衣の天使」といわれる看護師は、医師に次ぐ古くからある医療の専門職です。
フローレンス・ナイチンゲールが看護の専門職としての地位を確立し、現代の看護の基礎をつくりました。
看護師は、保健師助産師看護師法により、「傷病者もしくは祷婦に対する療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする者」と定められています。
いいかえると、病気の患者や出産後の女性の療養の世話をしたり、医師などの補助をする役目を担うということです。
また、准看護師という資格もあります。
看護師が国家資格であるのに対し、准看護師は都道府県免許という位置づけです。
看護の現場は、きつい・汚い。危険のいわゆる3Kとよばれています。
きつい原因は、患者を介助するときに身体的労力を要したり、勤務が不規則で精神的にも厳しいからです。
また、体液や汚物に接することも多いため、感染の危険もあります。
しかし、看護という行為は、患者が病気やケガをしている状態から健康な状態に近づけることに母性をもって助力することなのです。
そのため、患者が健康な状態となって医療機関から退院するときの満足感は他の職業では得られないことであることは間違いありません。
看護師は、患者からの「ありがとう」と笑顔を心の糧に献身している職業なのです。
そんな「白衣の天使」にも悩みがあります。
昨今の看護師の離職の問題です。
国が進める医療の効率化のために看護師は、どんどん業務がきつく厳しくなっています。
そのため、新人看護師の離職が大きな問題となっているのです。
外国人看護師の受け入れが行われることになり、看護も国際化が進むことが予想されます。
看護師の離職と病院の看護師不足の問題は今後の医療の質を左右する問題であることは間違いありません。
看護の専門性 − 専門看護師と認定看護師
看護の質向上の一環として日本看護協会は専門看護師と認定看護師の制定を設けています。
それぞれの教育課程を終了し、協会の審査を経て資格を得ます。
2008年6月現在、専門看護師の分野は「がん看護」など19分野です。
両看護師の存在は医療機関で広告することが出来ます。
カテゴリー:看護師
看護師の仕事の内容
看護師の多くは病院・診療所などにおいて、患者に対する看護、投薬、健康診断などの健康管理、施設内の衛生管理などを担当する専門家として、健康回復のためのさまざまな活動をしている。
具体的には、医師の診療を助けて、病人やケガ人、あるいは妊産婦の身体や精神の苦痛を取り除いたりするなど、身体面と精神面の双方からの援助をしている。
また、看護師は病院ばかりではなく、いろいろな社会福祉施設でも活躍している。
たとえばある老人ホームでの1日の仕事をはじまりから終わりまで迫ってみると、朝は夜勤者からの申し送りを受け、居室訪問して入所者の健康状態をチェックすることから始まる。
それから時間により、水分の補給、検温、脈拍測定などをしてから、時には入浴の介助、昼食の介助、薬の配布、再び検温、血圧測定をして、医師の回診の介助、記録、そして夜勤者への申し送りをしてから夕食の介助で一応仕事は終わりとなる。
そのほかにも、施設外受診の際の付き添い、施設の衛生管理業務を行っている。
なおかつ、入所者の心身の健康についていつでも相談にのっており、適切な助言、指導を行うようにしている。
老人ホームなどの施設は、通院者が多い病院とは異なり、いわば生活の場での看護なので、寝たきりの状態で入所してきた人が歩けるようになったり、表情の乏しかった人が笑顔をみせるようになった時、このうえない喜びと幸せを感じることができるだろう。
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看護師の仕事に就くには
看護師になるには、看護師免許取得が必要である。
取得するには、高校を卒業後、3年以上文部科学大臣または厚生労働大臣指定の看護師養成校などで教育を受け、看護師国家試験に合格しなければならない。
また、准看護師から看護師に進む道もある。
高齢化社会に向けて、看護職員の増員が国の施策として進められており、病院だけでなく社会福祉施設などにおいてもその需要はますます増えていくだろう。
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看護師の職場の種類
看護師が働いている職場で一番多いのは、病院・診療所である。
しかしそのほかにも、社会福祉施設、保健所、学校など幅広い職場で働いている。
たとえば、社会福祉施設といっても、養護老人ホーム、介護老人福祉施設、肢体不自由児施設、救護施設、乳児院、知的障害者援護施設、身体障害者更生援護施設など、その形態はさまざまだ。
特に最近では、慢性疾患を持つ人の増加や障害の高度化に対応できるよう福祉分野で働く看護師がますます求められている。
また、これらの社会福祉施設で働く場合、その施設の利用者の年齢や、どのような障害を持っているのかといった個々の身体状況、利用目的などによって看護の内容も違ってくる。
さらに最近ではそうした施設のみならず、地域で暮らす在宅の寝たきり老人や精神障害者などに対して、訪問して看護や介護を施すといったような在宅ケアも行っている。
その一例では、地域の住民の訪問看護需要に迅速にこたえるために各地に設置された訪問看護サービスステーションにおいて、利用者の主治医と連絡をとりながら、健康状態のチェックを行い、生活支援を図っている活動があげられる。
病院などの施設と在宅で行われる看護の内容にほとんど違いはないが、在宅での仕事は医療設備がない個人の家庭を訪問する点が特徴となる。
そこでは、家族がみのがしてしまいがちな症状を的確につかむことができる臨床経験や、臨機応変に対応できる判断力、コミュニケーション技術が問われてくる。
どのような職場で働くにしても、子供や障害者、高齢者など幅広い人たちに対し、こまやかな観察をし、適切な援助をしていくことが求められている。
カテゴリー:看護師


