病院寝具業
いまや病院寝具のほとんどがレンタル
病院は、入院施設というホテル的な機能をもっています。
そのため、ホテル的なベッドメーキングなども業務としてあります。
このベッドメーキングで必要なものが、ベッドでありベッドのシーツなどの寝具です。
病院の療養の場の中心であるベッドが快適であることは、患者へよい療養環境を提供することになります。
このことは、患者の治癒力を向上させるために必要不可欠ともいわれています。
最近は、病院の屋上でシーツを干すような光景は見られなくなりました。
病院の寝具は、日本病院寝具協会加盟会員企業によると88%(2007年6月)が委託されています。
加盟していない企業を含めると、ほぼ100%外注されているともいわれています。
病院は、自前の寝具を所有せず、病院寝具の会社からレンタルする形がとられています。
1週間に1回か2回、病院に使用済みのシーツなどや洗い立てのシーツなどを集配にきます。
病院では、入院患者のベッドメーキングは1週間に1度、入退院時、汚染時の交換時に看護師や看護助手が行います。
病院寝具業界は近年、需要が増加しています。
2000年の介護保険導入から介護施設や有料老人ホームなどが増加し、これらの老人施設は、最初から寝具を委託する形態をとっています。
そのため、老人施設ができれば需要が伸びる状態となっているのです。
日本病院寝具協会によると、すでにビジネスの3分の1が老人施設になっています。
需要は増加していますが、参入業者も増えたため、単価は下がっています。
そのため、新たなビジネスの模索として、医療機関の白衣のリースと洗濯を行う企業も増えてきました。
病院寝具企業としては、これまでの配送や洗濯の資産を活かせるといううまみがあるのです。
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