医師・看護師紹介業
出発点は医療制度の改変から
2004年の新医師臨床研修制度の導入により、大学医局の関連病院に対する人事権が崩壊しました。
この大学医局の関連病院への影響力低下は、関連病院の医師不足を引き起こし、地方においては医療崩壊といわれるまでの現象となったのです。
病院は自前で医師を採用しなければならないことになり、04年から紹介業のマーケットが急激に伸び、新規参入企業なども相次ぎました。
急激に伸びているのは、キャリアブレインです。ヤフーに医療系のニュースを流しているのでも有名です。
医師紹介業は、紹介料として年収の10〜20%を病院から成功報酬として得ています。
医師の年収が1,500万円とすると1件紹介すると150〜300万円の報酬となります。
このような報酬体系をもとに、個人事業として紹介業を行う者も出てきたのです。
同業者の増加により、業者間での医師の奪い合いも起こっています。
いま医師紹介業者は、医師が登録しやすい環境と紹介料だけに頼らない経営戦略を模索しています。
その1例が愛知県のソシオ・プレミアム・ドクターで、医師を募集している病院の詳細をHPで紹介し、また病院がコンサルテーション契約を行うことで紹介料の無料化と医師紹介の広報を支援するサービスを行っています。
これらの新たな試みが注目されています。
看護師についてもほぼ同様です。
看護師は、06年の診療報酬改定により全国的に不足傾向となりました。
病棟の看護師配置基準が改変され、急性期医療を行う医療機関では看護師を大幅に増員する必要に迫られたのです。
この病棟基準の改変は看護師争奪戦をまねき、大学病院を中心こ全国的に数百名単位で募集する病院が続出しました。
需要供給のバランスが大きく崩れ、このような背景から、看護師の紹介業も徐々に増え出したのです。
求職の第1関心事は給料
研修医は、以前は、月5〜10万円の給与で住み込みのような感じで大学病院で研修してきました。
この過酷な労働環境を変えるために新医師臨床研修制度は始まりました。
現在までは、月20万円以上がほとんどとなり、研修以外のアルバイトで生計をたてる必要がなくなりました。
キャリアコンサルタントについて
キャリアコンサルタントは、医師や看護師を医療機関に紹介する専門職です。
医師や看護師のニーズに応え、適切な医療機関に紹介してくれます。
ニセ医者や看護師を紹介するような事件も起こる世の中にあって、キャリアコンサルタントは医療機関にとっても頼りがいのある存在です。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:医療・介護ビジネス
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/5386


