病院給食業者
委託イコール低価格・低品質のイメージを払拭
病院の食事も委託業者へ切り替わってきています。
給食のオペレーションが複雑化したこと、栄養科の仕事が給食から栄養指導業務へ変わったことが原因です。
病院食は、医師からの食事せんに基づいてつくられます。
病気別の制限食やきざみ食、ミキサー食など、さまざまな食事の提供方法があります。
このような複雑な給食と栄養指導を管理栄養士がマネジメントするには、負担が大きいのです。
そこで、病院では給食のマネジメントについて委託を採用するようになり、管理栄養士は献立作成と栄養指導に集中するようになってきたのです。
また、医療法改正による経費削減も病院給食の委託化を進ませる要因になりました。
委託によって栄養科スタッフの労務問題が解決され、病院経営にとって大きなメリットとなりました。
病院給食の委託率は年々増加し、将来はほとんどの病院で委託化がされると思われます。
現在の最大手は日清医療食品で、次いでシダックスとなっています。
中堅では、レオックジャパンやエームサービス、富士産業、グリーンハウスといった会社が存在します。
各社の戦略は各様で、低価格戦略をとる企業、高品質の戦略をとる企業とそれぞれ独自の方向を模索しています。
現在の段階では、低価格戦略の企業のほうがシェアを伸ばすという結果になっています。
このため、病院給食の委託イコール低価格・低品質というイメージが業界に漂っています。
これからの病院は、病気の治療から患者の健康管理までトータルで管理することとなります。
病院給食企業は病院と一体となって食事の提供から健康管理までを行うことが求められることは間違いありません。
栄養指導と食事バランスガイド
生活習慣病とその重症化の予防には食事療法が最重要視されています。
管理栄養士が中心になった栄養指導が、保健指導や病気治療の一環として行われます。
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