小児科
小児のかかりつけ医
小児科は小児の内科という存在です。
小児は成人と身体構造が遣うため、小児科で診療を受けます。
小児とは一般に15歳未満を指すので、実際には14歳まで診療している医療機関が多いようです。
例外として、小児期から継続して診る場合や、先天性疾患の場合は、15歳以上でも診療を行う場合があります。
新生児(出生から4週間まで)を専門に診る小児科医もいます。
一般病院の小児科の医師は基本的に何でも診ます。
一般的な風邪から肺炎や気管支喘息、腹痛や腸重積、アトピー性皮膚炎、神経疾患のてんかんや熱性けいれん、血液疾患の白血病、またNICU(新生児集中治療室)での対応など、その範囲は膨大です。
多くの場合親が一緒ですので、診察結果を親へ説明し納得してもらう必要があり、大人相手の他科とは遣った側面があります。
さらに注射などの治療手技でも小児は必ずしも聞き分けがよいわけではないので、大人相手とは全く遣うスキルが必要となり労働負担も増えます。
また、ちょっとした風邪でも親は心配になるので、必然的に夜間や休日外来では小児科医の出番が非常に多くなります。
一方で、小児科では使用する薬が安価で量が少ないなど、他科に比べて利益よりもコスト負担が大きく病院経営上の問題も出ています。
この結果として、病院から小児科医が去り診療科そのものが閉鎖になったり、小児科医の志望者も減るなどの問題が起こっています。
現在の小児科医の過労死や救急にまつわる問題は、日本の医療制度上の最重要課題です。
安心して子供を育てることができるのは、小児科医のおかげです。
新しい医療政策の環境づくりが非常に大切です。
小児科の病気の特徴
- (1)病気の進行が早い
- (2)症状がつかみにくい(とくに新生児や幼児の場合)
- (3)年齢による違いがある(とくに新生児では先天性疾患に注意)
- (4)伝染性の病気が多い
- (5)季節性もある(春の麻疹、結膜炎、夏のポリオ、日本脳炎など)
NICU - 極小未熟児も救命する
NICUは早産児や低出生体重児に見られる新生児呼吸障害症候群(IRDS)などの受賞新生児を救命する集中治療室。
近年の多胎妊娠の増加から2500g以下の低出生体重児(未熟児)が増え、NICUの不足をきたしています。
近年では、1000g未満の極小未熟児も救命できるようになりました。
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