リハビリテーション科
介護予防の主役だが国の政策変換で現場が混乱
高齢化は、高齢者の骨折や、生活習慣病を増やし、また心臓疾患や脳血管疾患の増加をもたらしています。
これらの疾患は、羅患した人々の身体の機能を低下させ、寝たきりの状態にしてしまう可能性があります。
このような主に身体運動機能の低下した人々に対して機能回復の訓練を行うのがリハビリテーション科なのです。
ここでは、リハビリテーション専門の医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士などがチームとなっています。
医師が患者の状態を精査し、将来的な機能回復の目標を立て、リハビリテーションの計画を作成します。
用いる方法は多岐にわたり、薬剤、運動、物理的療法などに加え、義肢や車椅子、装具などを用いて患者さんの社会復帰を助けます。
近年ではリハビリテーションの重要性が広く認識され、とくに最近では、発病し治療開始からなるべく早期にリハビリテーションを始めることでより効果的な結果が出ると認識されています。
脳卒中などの重症疾患でも、いったん急性期を脱すれば、状態を判断しながら、なるべく早期にリハビリを行うようになっています。
また、脳血管疾患による機能障害は、発症から180日が過ぎてしまうとリハビリテーションの効果が低くなってしまうともいわれ、診療報酬では、基本的に180日までが保険診療可能となっています。
リハビリテーションのニーズは、非常に高まっているのですが、リハビリテーションを専門とする医師はまだまだ少ないという矧犬があります。
また、国の政策もまだまだ遅れています。
診療報酬でリハビリテーションに力を入れているかと思えば、突然、制限をかけたり、療法別に診療報酬を設定していたものを突然、疾患別のリハビリテーションにするなど、国の政策急転換で現場は混乱ぎみです。
政策の方向性が定まることが期待されます。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:医師
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/5317


