外科系診療科と外科
重労働と訴訟の多さで志望者が減少
内科と対極にある診療科が外科ではないでしょうか。
外科はSurgeon(外科医)によって標模される診療科で、Surgeonは、Surgery(手術)をする人です。
手術は、生体にメスを入れたりる侵襲的な治療の代表です。
一般病院での外科診療プロセスで通常多いパターンは、内科で診断がついて外科手術の適応となる患者の治療です。
たとえば、消牝器内科の「大腸がん」の診断で外科外来を紹介 − 外科医による手術の必要性の説明と手術日の決定 − 外科病棟に入院 − 外科医によるインフォームドコンセントや術前処置 − 手術(手術時問は疾患によっぞさまざま) − 手術直後の回復室を経て一般病棟にもどる − 術後の検査や治療 − 全身状態や術創の回復をみて退院となります。
外科系の診療科目は厚生労働省の分類では16科です。
近年では、外科系診療科が細分化されてきているため、外科を一般外科ともいいます。
一般外科とは、呼吸器や消化器、内分泌(甲状腺など)、乳腺などを対象疾患としています。
また治療技術の進歩により、近年は内科領域と外科領域の境が曖昧になっています。
内科でも侵襲的な治療が行われるようになり、外科でも術前、術後の抗がん割治療などの薬物治療が行われるようになってきています。
最近は、重労働や訴訟の多さなどの理由で外科を志望する新人医師の数が減少しています。
残念ながら現在においても手術や治療は、すべてが同じ結果となるわけでなく、またまれに、予想外の不幸なことも起こります。
しかし外科医がベストを尽くした結果であっても、最近では訴訟となることが珍しくありません。
外科医が萎縮する社会では、外科医を目指す医師が減ること以外にも、治療の進歩などが鈍る可能性があり問題です。
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