特定検診・特定保健指導の成績次第
後期高齢者医療制度は75歳以上の医療制度です。
40歳〜74歳が対象となる特定健診と特定保健指導がなぜ後期高齢者医療制度に関連があるのでしょうか?
理由は、やはり医療財源にあります。
生活習慣病の国民医療費に占める割合が2004年には国民医療費の1/3と約10兆円にまで成長しています。
また、04年の死因の61%が生活習慣病によるものとされています。
さらに、以前から問題となっていたことがあります。
高齢者医療に対する保険者の拠出金に対する不満がありました。
後期高齢者医療制度は、想定される医療給付約10兆円に対して、公費が5割、保険者による拠出金が4割、後期高齢者の保険料1割としています。
健康保険組合が4割を拠出することになっているということは、被用者保険や国民保険の現役世代が4割を支払うことになっているのです。
しかし、後期高齢者医療制度では保険者の一律負担ではなく、特定検診・特定保健指導で成績のよい保険者には、アメを用意しました。
今後は各保険者が特定健診・特定保健指導の成果により拠出金が決められることになります。
もし、拠出金が高額になれば、被保険者の保険料は高くなります。
予防医療に力を入れ頑張った組織は、病気も予防でき、医療費が安くなるというしくみとなっているのです。
今後この制度に期待がもたれています。
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