児童指導員の仕事の内容
児童指導員は、児童福祉施設において、保育士とともに施設で生活する子供たちの指導、援助を行うのを主な仕事としている。
子供たちが豊かに成長することを願い、基本的な生活習慣を身につけさせるためのしつけをはじめ、年齢・能力に合わせた学習指導、施設環境づくりなどで、子供たちの心身の健全な発達と将来の社会的自立を援助する仕事をしている。
昨今では、不眠・睡眠障害を生ずる子供も多く、こうした子供に生活のリズムを身につけさせることも重要だ。
また、音楽やスポーツなど、指導員の趣味・特技を生かした集団指導や学習指導をとおして、社会のルールやマナーを身につけさせてもいる。
さらに、児童相談所など関係機関との連絡、子供の引き取りをめぐる親との面接など、周囲との調整も大事な仕事だ。
行事も多く、スキー、キャンプ、海水浴、映画などさまざまな企画を立てて、子供たちと一緒に楽しみ、子供たちと毎日を過ごしている。
これらのことでもわかるように、児童指導員である男性職員(少数だが女性職員もいる)に対しては、未成年である入所者に直接接し、子供の養護や生活指導にあたる父親的な役割が期待されている。
また、ひとくちに児童福祉施設といっても、たとえば児童養護施設と重症心身障害児施設では、仕事の内容が異なることが多い。
特に障害児施設の児童指導員の仕事は、子供たちが自分で健康を守ったり、危険を避けることがむずかしいため、その健康管理や安全な環境の維持が中心となる。
具体的には、食事、着脱、排泄などの基本的な生活習慣を身につけることを通じて心身の発達を支援し、障害の程度に応じたキメ細かな対応が要求される。
また、肢体不自由児施設など身体障害児の施設では、機能回復のためのリハビリデーションの専門家である理学療法士・作業療法士が働いていることが多い。
これらの職員と協力し、子供の成長のために少しでも機能が回復・維持できるよう援助することも求められている。
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