中央検査部
医療と経営の質にかかわる
中央検査部は医療の質を左右する部署といってもいいでしょう。
医師の診断は検査結果がもとになります。
そのため、精度の高い横査は精度の高い診断へとつながります。
中央検査部では、臨床検査技師によって微生物学的検査、免疫・血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査、生理学的検査などさまざまな検査が行われます。
近年の検査部門の特徴は、検査の種類が多いことと、検査の自動化が進んでいることです。
さまざまな検査が自動計測器で行われています。
この検査の自動化は、検査技師の生産性を上げる一方で、検査機器の高額化へとつながっています。
また、診断精度が高額の検査試薬に依存していることもあり、検査部門は、医療機関としても医療機器や物品の管理に気をつかわなければならない部門となっています。
いま検査部門の課題は、検査機器や検査試薬の効率的な運用と、検査の委託業者と直営のバランスの問題です。
検査機器などの効率的な運用は、医療機関のコストを下げることにつながります。
また、検査の委託と直営のバランスは、委託比率を山ずれば、コストは下がりますが、緊急時の検査に対応できなくなるなどの課題があります。
近年、検査部門の委託比率の増加は、緊急に対応できないなど日本の医療へ大きな影響を与えています。
そのため、医療政策では、検査業務の緊急時の対応などに対してインセンティブをつけています。
緊急時の対応は直営でなければならないわけですが、経営の効率が悪くなります。
この直営と委託のバランスをどのようにするのかが臨床検査技師の腕の見せどころです。
このように、検査部門は医療機関の医療の質を握っているばあかりでなく、経営をも左右する部署でもあるのです。
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