ケアミックス病院
ケアミックス病院とは、1つの病院内に一般病床と療養病床を併せ持つ病院です。
病棟単位で一般病床や療養病床が分離されているものと、1つの病棟が一般病床と療養病床に分かれているものもあります。
前者は、中規模の病院が多く、後者は小棚の病院が多くなっています。
将来的には、後者の1病棟に一般病床と療養病床が混在する病院は認められなくなるため、すべて一般病床にするか、療養病床へ範換するか、選択を迫られることになります。
さて、ケアミックス病院の役割は何でしょうか。
その特徴の1つは、急性期から慢性期の医療へ、すぐに対応することが可能なことです。
急性期病院ですと在院日数の規制や、クリティカルパスで示された日数で退院を強いられることが起きています。
しかし、ケアミックス病院では、急性期を脱した患者が一般病床での治療を終えた後に、スムーズに療養病床へ移動することが可能となります。
そういった意味でも、病気の治りの遅い高齢者には優しい病院といえるてしょう。
医療費抑制による療養病床削減の影響は、ケアミックス病院にも及んでいます。
ケアミックス病院の利益の源泉は療養病棟であったために、療養病床の削減はケアミックス病院の経営への影響が大きいのです。
これからケアミックス病院は、いずれかの選択を迫られるのです。
慣性期病院やケアミックス病院が医療費削減の対象となることは、自宅へ帰ることが難しい老人の患者やその家族の生活に影響を与えることは間違いありません。
今後の医療政策次第では、介護難民が生まれる可能性もあります。
ケアミックス病院の今後と選択
医療政策による医療機関の機能分化は、ケアミックス病院の存在を困難にしています。
急性期の機能と慢性期の機能を持つ病院は、中途半端な存在とみなされ、医療政策上は厳しい報酬体系を強いられています。
そのため、ケアミックス病院は経営戦略の再構築を余儀なくされ、今後どのような病院形態にしていくかが重要な鍵となっているのです。
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